「比較は自分と、区別は他人と」(2026年9月 東京霊学ワークショップリポート)

『「気づく」77の習慣』の本を使って、毎月霊学ワークショップを行っています。 

この本は、私たちが気づかないうちに身につけている77の習慣に、疑問を投げかけてくれています。

9月の霊学ワークショップは仙台と東京で開催。私は東京を担当しました。

テーマは
46.「仕事ができても人が良すぎれば出世しない」
26.「すぐに人と比べてしまうんです」
18.「自分は何者なんだろう?」

担当講師2人で、3つの単元の共通ポイントとして選んだのは「比較」でした。
過去の負の遺産であり、旧世界の価値観である「比較」について皆さんと一緒に考えてみました。

私たちは、朝起きてから寝るまで、1日の中で、どれくらい比較をしているでしょうか?

昨日の私と今日の私、美味しい美味しくない、できるできない、好き嫌い、なんであの人は同じように考えないんだろう、など、気づくと何かと何かを、他人と自分を比べていることがあります。

自我の役割として『“自分と人とは違う”という自己の確立』があります。
皆さんは、この「自分と人とは違う」ということを、どのように捉えていらっしゃるでしょうか?の問いかけからスタートしました。

私たちは「自分は人とは違う」ということを「区別」と思っているでしょうか。
それとも「比較」と思っているでしょうか。

⚫︎区別とは 「何か」と「何か」の違いをわけること
⚫︎比較とは  その違いを見るために、物を比べあわせること(モノを理解するための方法)

加納先生から、『比較とは、本来同じ条件下においてのみ発生するモノ』と教えて頂きました。つまり比較できるのは、同じモノだけになります。

例えば、「プラズマ振動水」と「アルプスの天然水」は比べられないのです。価格も採水地も違う、同じ条件下で作られていないからです。

ということは……比べられるのは「自分」と「自分」だけなのです。
ここまでやってきたよね。今、こういう自分もいるね。「常在当者比」です。
過去の自分と今の自分との比較は、「今の立ち位置」の認識に繋がります。

⚫︎人と比較するとどうなると思われますか?

人と比べる
↓
不完全な私が生まれる(同じにはなれないので)
↓
自己否定や自己嫌悪が生まれます

⚫︎区別をすると、どうなるでしょう?

自我の本来の役割である自己の確立
↓
自己肯定が生まれます

私たちは、日常で、この区別と比較が、混ざっていないでしょうか?

◎ 比較は自分と、区別は他人と。

そして、「区別」してから、「比較」するようにしていくと、「論理の比較」になっていくのではないでしょうか。

参加者の皆さまから疑問や質問をいただきながら、比較と区別について考える良い時間になりました。

そして、もう一つ。気づく77の習慣の本の中に、こんな言葉があります。
「その人の「才能」を認めて賛美する時、その人は「執着の罠」にはまることなく、自分の能力も上昇させることができるのです。」

本の著者である 加納眞士先生は、私たちの「才能」を認めて、賛美してくださっていました。

〇〇さんなら、出来るよ。
自分で空を創ったんだね。
〇〇さんは、やっぱ、すごいな。
ピラミッドの上に浮いているね。
あなた達は、僕の誇りです。

加納先生から、一人一人がいただいた言葉をシェアしていただく中で、私たちがどれほど賛美され、肯定されていたのかを実感する時間にもなりました。頂いた言葉をきっかけに才能や能力が開花した方もいらっしゃいました。

ご参加くださいました皆さま、本当にありがとうございました。

ワークショップを終えて。
加納先生は「僕にとっては、みんなではなく、一人一人です」とよくおっしゃっていました。その言葉は、比較ではなく、一人一人を区別し、認めて賛美してくださっていた 私たちへの全肯定の言葉だったのでは…、そんなコトを思いました。

ムギルナラテ

参加された方の感想をご紹介いたします
このところなかなか霊学ワークショップに参加できずにおりましたが、久々に参加できたこの回で、ありがたい体験をすることができました。
今回のWorkの中で、加納先生がわたしたちの「才能」を認めて賛美してくださったときに、どう思われたか、というものがありました。
私は加納先生とお会いしたことがありませんでしたので、もちろん賛美を受けた思い出もありません。
ただ、美紀先生が加納先生のお写真をくださって、その画像を拝見すると、急にポロポロ涙が溢れてきました。そして「居ればいいよ、居るだけで良いんだよ」と、言われたような気がしました。同時に言いようのない安心感を感じました。
その後の発表で、皆さんの受けた賛美についてのシェアをいただきましたが、素敵なお話をたくさん聞け、そのなかには全てのライトニングワーカーに向けてかけてくださったようなお言葉もあり、私も加納先生からお声掛けをいただいたような気持ちになりました。
自分を信じて上昇していきたいです。ありがとうございます。 <R.S.さん>

「比較」について考える……私にとって、とても面白いワークでした。
最初に「日常の中で比べていること」を考えた時に、私の日常は比較で溢れているなと思いました。
例えば移動する時、どの道を通るか、どの交通手段を用いるか。買い物をする時、どこで買うか、どれを買うか。食事をする時、作るか、買うか、外食にするか、どこで食べるか、何を食べるか等々……。
このような時は、それらの何がどのように違うかを確認し、目的や優先順位も考慮した上で比較して選択しています。
それが、「人と自分を比べていること」で考えてみると、上記のような違いの確認(=区別)を飛ばしてしまって比較し、「善い悪い」のジャッジが発生していることが多いことに気づきました。「あの人はすごいなぁ。素敵だなぁ。それに比べて自分は……」と自己否定して落ち込んだ経験が、振り返るといろいろとありました。人と自分は違うのに……加納先生がおっしゃっている「比較は同じ条件下においてのみ発生するモノ」ということを考えると、ナンセンスなことをしていたなと思います。
「なんのために」「なぜ」比べているのか? という問いで、比較する意味を考え、整理することができたこともよかったです。

今回のワークで、「比較」と「区別」について考え認識し直すことができました。
「比較」「区別」そのものに「善い悪い」はない。
「区別」してから「比較」する、というステップを意識することで、望む方向や在りたい形へ論理を使って前進することにつなげていける。
とてもパワフルな「新しい習慣」がまた一つ増えました。 <石井美也子さん>

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