わたしの幸せセンサー その③

わたしの幸せセンサー、他にもいろいろ。

街を歩いていて、出掛けていて、ふとした時に感じる幸せ、人間編。

そろそろ梅雨に入るようですが、
雨の日に傘をさして歩く時、すれ違う人に傘がぶつからないように、自分の傘の雫が相手にかからないように、外側に傘を少し傾けます。あちらもそのように傾けてくれたとき、何か相手への思いの交換になったようで心が温かくなります。

余談ですが、わたしはこのことを「江戸しぐさ」の「傘かしげ」と覚えていて、「素敵だなぁ」と思ってきました。諸説あるようで「本当ではない」という話もあるようですが、「思いやりの行動」という意味でずっと心にあります。

こんな時も。
知らない誰かが物を落としたのを見かけて「あっ」と思ってかけよろうと思ったら、近くにいる人が拾って声をかけてあげているのを見た時。
こんなふうに、誰かが誰かに思いやりを向けている場面を見ると、ほっこり幸せになります。

そしてこんな時も。
よく行くお店で、これまでずっと黙々とレジを打っていた人が、「これ美味しいですよね!」と声をかけてくれた時。「黙々と」が嫌なわけではないのですが、周りのトーンが一段明るくなったような気がして幸せな気持ちになりました。

それから、やはり「笑顔」
自分に向けられたものであってもなくても、その人が親しい人でも知らない人でも、笑顔は幸せな気持ちを運んでくるなぁと思います。

ペンネーム:ルルコ  *写真の傘は知人作です。

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