明けましておめでとうございます。
今年の元旦は天候もよく、久しぶりに家族で初日の出を見に海へ行きました。
その道中、ルートの記憶が曖昧になり、「目的地に着けるのか?」「日の出までに間に合うのか??」などと車内でわちゃわちゃ話しておりましたが、「大丈夫、きっと最善の形になるはずだ!」と気を取り直して向かいました。
途中、「ここだったかな?」という場所に近づきましたが、「いや、こっちに行こう。」と我が家のスーパードライバーがハンドルを切り、また先へと走りました。
そこに現れたのは、小高い丘から防波堤が見える小さな公園で、
「あ~、以前来たのはここだったかも。」
と皆で安堵し、丘から初日の出を拝み、そこからすぐの海岸へと向かいました。
防波堤に登ると、目の前には朝日に照らされた金色に光る海が広がっていて、それに驚いていると、程なくして目の前で太鼓のお囃子が始まりました。
そして、和太鼓の軽快なリズムが全身に響き渡り、「わあ、元旦からなんてラッキーなんだろう!!」と家族で感激に包まれてしまいました。
年明けからサプライズが想像を超えてくるので、朝日が昇る空に向かい、何度も感謝を伝えました。
帰り際に、地元の方々からよく温めた缶コーヒーをいただき「また来年も来てくださいね。」と明るく声をかけられました。
冷えた手は缶コーヒーで温められ、空きっ腹にコーヒーの柔らかい甘さが染み渡りました。
「よい年明けを迎えたなあ、最後までありがたいなあ、来年もこよう!」と思い、その場を後にしました。
ユメコ
写真:ビューラボ仙台Part1の手作りスワッグ
写真の場所:宮城県山元町花釜避難公園