今年もキムチ教室に参加しました♪

宮城県白石市にある韓国料理店「ハンアリ」では、毎年12月~2月にキムチ教室を開催しています。

早いもので、今年でもう4度目の参加となりますが、その味に魅せられて、毎年キムチの仕込みが楽しみになっていました。

キムチ作りが始まると、目の前にはボウルにたっぷりと入ったヤンニョム(薬味や香辛料を混ぜ合わせた調味料)が現れました。


キムチに欠かせないヤンニョム(薬味や香辛料を混ぜ合わせた調味料)は、韓国ご出身の女将兼先生の直伝ブレンドで、できる限り科学的な物を使用せず材料にもこだわって作られています。

少し調べたところによりますと、ヤンニョムは、地域や家庭により違いはあるものの、陰陽五行説の「五味五色」の考え方が反映されており、食材、調味料、香辛料がバランスよく混ぜ合わされているそうです。そして、漢字では「薬念」と書くそうで、食が薬になるという薬食同源・医食同源の思想に基づいているとのことでした。

バランスよく作られた料理を食べると健康になる。そして美味しい、となれば、辛み好きにはたまらない食材です。

教室では、白菜の下漬けにそのヤンニョムをたっぷりと付けて、毎回一人3キロほどのキムチを仕込みます。


私も含め参加者はもう手慣れたもので、黙々と作業をし、白菜を容器に入れていきます。


ヤンニョムの塗り方、容器への白菜の並べ方、そして保存の仕方にもキムチを長く美味しく食べるための秘訣が込められており、丁寧に仕込んでいきます。

お店の中は開始から食欲をそそる香辛料の香りが漂っていて、きっと私だけではなく、皆が作業をしながら「早く食べたい~!!」と思っていたことでしょう。

そして、沢山キムチを仕込んだ後はお楽しみのランチタイムが始まりました。

毎回キムチの他にたっぷりとランチもご用意いただきますが、この日はスンドゥブ(豆腐を使った鍋)をメインに、ナムルやデザートに大きなあんぽ柿も出てきて大満足でした!

しかもキムチは発酵食品なので腸活にもよく、消化も早まるので多少食べすぎても気になりません(^ ^)


先生は、もう長く白石市にお住まいで、日本語もとてもお上手で優しい笑顔が印象的な方です。そして、お店で出している韓国家庭料理の味からも、作り手の人柄が伝わってくるように思えます。

仕込んだキムチは、上手く保存すれば約1年間は食べられ、その間に発酵も進み味も熟成していきます。

自分の身体や一緒に食べる家族のため、今年のキムチもゆっくりと味わって楽しんでいきたいです。

ユメコ

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