ファンデーションの選び方
真夏日が続いた日々はようやく終わり、すっかり秋の佇まいになってきました。
肌のカサつきや小じわなどが気になりだすのもこの時期です。
季節の変わり目でファンデーションを見直すのも良いと思います。
ファンデーションには大きく分けて、リキッド状と固形パウダー状の2つのタイプがあります。肌のためには四季を通してリキッドタイプのファンデーションをお勧めしたいと思います。夏は汗によって皮脂膜までもが奪われがちですし、さらに冷房などで肌は乾燥しやすくなっています。また、紫外線でダメージを受けた肌はカサつき水分が不足しています。
さらに、秋から冬に向かい外部環境の乾燥にともない肌は乾きがちになっていきます。パウダータイプのファンデーションですと、使った後、粉がふいたり、フィット感がなかったりと心地の悪い状態になります。
ファンデーションを選ぶ際には、次にあげるポイントでどのようなファンデーションを自分自身が好みなのか、必要としているのかをまず検討してみてください:
?しみ、ソバカス、肌のくすみなどを目立たなくするためのカバー(Cover)力を必要としているのか? あるいは透明感があって自然な感じにしたいのか?
?マットな仕上がり、つやのある光った感じの仕上がり、どちらを好むのか?
よくファンデーションに保湿効果などのスキンケアの効果を付加したものが高価格帯で出ていますが、ファンデーションはメークアップのベースであってスキンケアのフィニッシュではありません。あくまでも“色”、“仕上がり”、“カバー力の有無”がファンデーションを選ぶ際のチェックポイントです。あとは自分の好みあるいはイメージに沿って選んでください。
使い方は、手の甲に極少量をとり、それぞれ頬の左右、額、あごと薄く、手早くかつ丁寧に薄くのばします。中指&薬指で軽くトントンとたたくような感じとスルスルと広げるような感じの繰り返しで肌になじませていきます。目元、口元などの動きの多い部分、皮脂の分泌の多いT-ゾーンには薄めのつけてください。最後に指に残った位の分量で十分です。 逆に筋肉が大きく、動きがゆったりしている頬は重ねづけをして、シミやソバカスなど気になる部分をカバーすることもできます。
そして、リキッドファンデーションの仕上げにはフェイスパウダー(粉状)をお勧めします。さらにキメ細かく繊細な肌へと仕上げていくと同時に化粧崩れを防ぎます。ファンデーションより少し暗めの色を選ぶとバランスがとれます。肌色に近いものを選ぶのは無難ではありますが、ファンデーションと近い色味になると白さや暗さを強調することになったりします。肌を白く見せたい場合は白めのフェイスパウダーを顔の中央部分のT-ゾーンを意識してのせてみてください。
秋から冬にかけてはファッションも重ねたり、巻いたりといろいろ楽しめます。
メークアップも一緒です。今まで面倒だから、使いづらいからなどの理由でリキッドファンデーションになじめなかった方、どうぞ一度挑戦してみてください。Bon courage!