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adminさんのエントリ
― はじめに ―

科学と哲学の一致 
……我々は何処(どこ)から来て、何の為に生まれ、そして、何処へ行くのか?

目を閉じて、世界を視なさい。
耳を澄ませて、聞こえない音を聴きなさい。
そして、自分を透明にして、世界と一つになるのです。(ノエティック・サイエンス)

 ……今、地球は、世界は、本当の意味での変革を迎えています。
 地球温暖化の問題が提示するように、経済も産業もそれまでの価値観ではあり得ないほどの大きな転換を求められています。当然、私たちの暮らしや生き方も変化せざるを得ないでしょう。これからの時代は、誰も予測したことのない、預言にも語られなかった展開を見せていきます。今までの予測や統計、人間の予知の範囲を遙かに超えた“未来”が訪れようとしています。
 人類の知らないところで動いていた“変化”が、ようやく目に見える形で現れ始めたのです。
 それでも、最初の一歩はとても小さく、誰にも気づけないものだったりします。
 さて、「霊学」とは端的に言うならば、この世に起きるすべての出来事や問題を「原因と結果」のエネルギー相関(振動)として捉え、そこから論理的な思考と解決法を導き出す為の“視点”を養う学問です。
 その目的は、この世界を成り立たせている宇宙のシステムから、人間の本質的な存在への探求まで、純粋な智によって論理的に解き明かす事を旨としています。
 つまり、「生命とは、一つの振動である」とする考え方です。

 ある意味で「霊学」は、物理学の量子力学の観点にも通じる最先端の科学と言えます。
 もっとも、「霊学」という概念自体は古くから存在していました。 
 少し詳しい方なら、江戸時代の国学者で神道家の平田篤胤(あつたね)や神道霊学、そこから発展した本田霊学を思い浮かべることでしょう。あるいは、ドイツのルドルフ・シュタイナーの「人智学」や旧ロシアのマダム・ブラバッキーの「神智学」、さらにはシルバーバーチの霊示と結びつける人もいるかもしれません。
 それらは人間を霊的に捉えて、死後の存在や人間の秘められた能力開発の可能性を求めたものでした。有史以来、人類が追い求めてきた答えの探求です。

 「……我々は何処から来て、何処へ行くのか?」
 しかし、従来の「霊学」は、時に非科学的な精神論にも陥り、宗教的な概念の中でだけ解釈された事も多かったのです。理由は、どこまでも人間の悟性による解釈の限界と受け入れる側の人間がまだ進化段階に至っていなかったからです。

 21世紀に入り、人間は大きな「霊化」のサイクルに突入しました。2160年ごとに繰り返される陰陽の変革です。物質的文明の発達から意識の進化した文明への変革へ。それは、すべての人類に等しく生体周波数の変化をもたらします。恐れや執着を生み出してきた“自我”を克服し、個でありながら全体の調和を求める“真我”の再構築が計られるのです。その課程で、ストレス等、精神的な抑圧が肉体に直接影響を与えやすい時代に入ったのです。皆さんの周囲に病気の人が増えているのはその為です。
 さらに、人間の霊化に呼応するかのように、私たちの地球や太陽系、銀河系までが大きな転生のサイクルに入ったのです。地球の各地では大地震のような変動が起き、火山は活動期に入りました。それらは皆、かつての先住民たちが予言してきたことでした。

 しかし、宇宙は愛と調和に満ちています。宇宙の慈悲は、惑星の生命にまで働きかけます。私たちの地球は初めて自らの意志で“進化”することを選び、その手段として地軸の移動(ポールシフト)ではなく、核の膨張と収縮の繰り返しによる周波数の上昇を選択してくれたのです。つまり、この星に住まう全ての命を護るために。もちろん、変動が起きないわけではありません。けれども、人類の生活を守るための最低限の変動で済むように活動を始めたのです。
 それは、かつての先住民たちも予言できなかった全く新しい展開でした。
 この変化に人間はまだ誰も気づいてはいません。従来の「霊学」では感知し得ない領域に、この宇宙全体が入ったからです。霊界も人間界もその変革に組み込まれました。
 それは、智と論理による、感情を克服した変革の始まりです。
 いわば、新しい地球の誕生です。そこに住むのは、「霊化」によって新しく転生した人間です。
 来るべき未来の為に、人間が本来あるべき存在として執着や恐れを克服し、純粋な「愛」を学んでいく。動物、植物、鉱物等すべての生命を尊び、人や自然環境に対しても礼節と和敬を重んじ、隣人に無償の愛を送ることのできる人間の時代へ……。

 私はここに、調和哲学(Harmonic Philosophy)としての「霊学」の樹立を提唱します。
 ……そして、「霊学」とは、そういう人間を形成するための純粋な学問なのです。

実践セミナー「THE 霊学」

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