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「アトピーって何ですか?」 - 最新エントリー

【第3回】

カテゴリ : 
コラム
執筆 : 
BL 2010-8-15 7:39
こんにちは。シノハラです。かつてアトピーと喘息で死の宣告を受けた二人の子供の母親です。

……重度のアトピー性皮膚炎と診断された生後間もない息子の顔に、これまで拒絶してきたステロイド剤を塗りながらも葛藤する毎日でした。
 医師から「4日経っても腫れが引かなければ切開します」と言われてた頬の湿疹は、切開して膿を出す処置をなんとか回避出来ました。
ですが、ステロイド剤は息子の湿疹には全く効果が見られませんでした。それどころか悪化したようにも見えました。
今思えば、この時ステロイド剤の効果が無かったことは幸いな事でしたが…。

そして、相変わらず「こんなに酷い子は見たことがありません」と繰り返される医師の言葉に、夫は「医者がそう言うなら治らないんだろう」と諦めた様子でした。
そんな絶望の中、題名に引きつけられるように読んだのが、赤峰勝人さんの『ニンジンから宇宙へ』でした。本の文中に次のような言葉を見つけたのです。

・アトピーは病気ではありません。
・アトピーは必ず取り除けます
・毒を体外へ排出している自然治癒力なのです
・何故もっと自分の身体の声に耳を傾けないのですか?
・何故もっと知ろうとしないのですか?
・この宇宙に生きているのではない、生かされているのです
・自然から私たちは十分愛されています、自分を愛するように自然をもっと愛することです。
・たった一人のあなたが気がつけばいいのです
……そして「アトピーの子どもは天の使い、天使です」
まさに、闇に吹き抜ける光の矢のような言葉でした。
ハエのたかる膿臭い息子が天使だなんて……。この言葉にどれほど涙し、救われた事でしょう。
誰もがそう思うように、いつの間にか母親である私も「可哀相な子」としか見れなくなっていたのです。

子どもは親を選んで生まれ降りるといいます。もしも、この子がすべてを知りながらそれでも役目を引き受けてくれたのだとしたら……?そんな思いが過ぎります。
「神虫さん(ニンジンから宇宙へに記述)」を発見した赤峰さん。人が忌み嫌うものの中に愛を見る、そんな赤峰さんの言葉を信じたい思いでいっぱいになっていました。




・篠原なおこ・
元女優。映画、ドラマ等に出演。
1999年より大分県野津町に転地療法により移住し、出来る限り科学物質を排除
した生活をしながら、マクロビオテック、玄米菜食等の食事療法から、自然療法
(びわ温灸、サトイモ湿布等のお手当、)宗教的、民間療法(気功、波動転写機
による波動療法等)の類、ホメオパシーを試して10年を大分で過ごす。
現在は、中2・ 小2二人の息子と東京在中。
Twice Wifeを目指してます!



      

【第2回】

カテゴリ : 
コラム
執筆 : 
BL 2010-6-23 18:51
こんにちは。シノハラです。かつてアトピーと喘息で死の宣告を受けた二人の子供の母親です。

息子の顔の湿疹は、全体に広がっていきました。
掻かないようにミトンをしていましたが、痒みから必死に小さな手を頬にこすりつけてしまいます。そんな日々の中で、掻いたところから化膿してしまい、病院に行くか行くまいかを決めかねていました。

……アトピーは病院では良くならない、という事は何となく感じていました。子育ても出来るだけ自然に育てていきたいという思いがあり、息子の出産の時にも赤ちゃんの負担がなるべく少ない方法でお産が出来る助産院を探し、水中出産を選択したのもその為でした。また、予防接種等の投薬も避けたい事のひとつだったので、病院はなるべく敬遠してきました。

ですが、今回はこのまま放ってもおけず、息子を初めて病院に連れて行く事にしました。待合室で、出来ればこのまま帰りたいという想いを必死に堪えていました。
そして診察室へ……、しかし、医師の言葉が不安な母親の心を突き刺しました。

「どうしてこんなになるまで放っておいたかな? こんなに酷い子を診たことがない。まず治らないでしょう。たとえ良くなったとしても、汗腺の80%は潰れてしまいます。4日間経過して化膿が引かなければ切るしかありません。外科医を紹介します。」
それは、医師という立場からのアトピー宣言でした。
現代医学では治癒が困難だという宣告でもありました。
この時まで、じつは私自身「もしかしたら、治してもらえるのではないか」と、どこかで期待していた事に気づかされました。
「治してみせる!」決意した私の心はぐらぐらと揺れていたのです。

この日から、ずっと拒み続けてきたステロイド剤と抗生剤が処方されました。
……もちろん、これまで何もしてこなかった訳ではありません。洗剤や衣服の素材等、息子の肌に触れるものにも気をつけてきました。マクロビオティックの本も読み実行しました。日に何軒もの自然食品店へ行き、無農薬野菜を探し、宅配会員にもなりました。 民間の健康相談所も訪ね、食事指導を受け、ビワ葉こんにゃく湿布とビワ葉温灸を欠かさない日々を重ねてきたのです。
それでも息子は……、私には厳しずぎる現実でした。



・篠原なおこ・
元女優。映画、ドラマ等に出演。
1999年より大分県野津町に転地療法により移住し、出来る限り科学物質を排除
した生活をしながら、マクロビオテック、玄米菜食等の食事療法から、自然療法
(びわ温灸、サトイモ湿布等のお手当、)宗教的、民間療法(気功、波動転写機
による波動療法等)の類、ホメオパシーを試して10年を大分で過ごす。
現在は、中2・ 小2二人の息子と東京在中。
Twice Wifeを目指してます!



       

ママ、僕ってかわいそうなの?

カテゴリ : 
コラム
執筆 : 
admin 2010-4-2 17:43
【 第1回 】


 こんにちは。シノハラです。かつてアトピーと喘息で死の宣告を受けた二人の子供の母親です。

 平成9年2月、結婚して2年が経った頃、初めて男の子を出産しました。
その子がアトピーと判るまでに時間はかかりませんでした。
…崩れていく皮膚、お宮参りの時には帽子を目深に被せ、周囲から見えないようにしました。
 なぜ? どうして? どうしてうちの子だけが? 私さえちゃんと産んであげられていたら……、と、自分を責める言葉ばかりが浮かんでは消えていきました。

 日に日に抱いていないと眠らないようになりました。一日中抱いてあやし、夜は椅子に座り抱いたまま目を閉じ、泣きだすと立ち上がって子守唄を歌い、眠れるまで同じことを繰り返す毎日でした。夜明けは必ずくるけれど、私だけは終わらない一日のなかに取り残されているように感じていました。

 初めての子育て、それだけでも一人では不安なことだらけだというのに。息子の命が私の手に委ねられている事実に、この命の重みに押しつぶされてしまいそうでした。不安と恐怖に溺れてしまいそうな毎日。かさぶたと膿がべったり張り付いた顔。ミトンをしていても掻いて吹き出る血と膿の匂い、黄色いシミのついた服やシーツ、「可愛い」と言われるはずの赤ちゃんなのに……、生まれてたった4カ月だというのにグチャグチャの顔。
 かゆみで苦しむ息子を前に、何故? 私ではなく、この子が苦しむのか? 苦しむわが子をただ抱くことしかできないで母親と言えるのか? 代わってやることさえ叶わない。この苦痛から逃げてしまえたらいいのに……。崩れていく息子の顔、全身に広がっていく湿疹を見つめながら私の気持ちは、死に向かっていました。

 そんな時、「生後四カ月の女の子を母親が絞殺」という報道を耳にしました。
「この子のアトピーは、一生治りません」
病院のたった一人の医師の言葉から、わが子の将来を悲観されての事でした。この時の衝撃を今も忘れることができません。
 ……私だったかもしれなかった、そのお母さんの思いが胸に突き刺さりました。
 こんな悲劇は二度と起きてはならない。その日から、どうしても撮れなかった息子の写真を記録として残すために撮り始めました。
 治す! 治してみせる! 息子の顔を見つめながら決意していました。

      
                                           






・篠原なおこ・
元女優。映画、ドラマ等に出演。
1999年より大分県野津町に転地療法により移住し、出来る限り科学物質を排除
した生活をしながら、マクロビオテック、玄米菜食等の食事療法から、自然療法
(びわ温灸、サトイモ湿布等のお手当、)宗教的、民間療法(気功、波動転写機
による波動療法等)の類、ホメオパシーを試して10年を大分で過ごす。
現在は、中2・ 小2二人の息子と東京在中。
Twice Wifeを目指してます!
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